NSW州の刑務所で受刑者が爆弾テロ計画告白

「シドニーのシティ2サーフ・ファン・ランが格好の目標」

 NSW州政府は、新設のテロ防止法制に基づき、28歳の受刑者が出所後にテロ事件を起こそうと計画している疑いを根拠に、刑期満了後も引き続き拘禁する命令(CDO)を州最高裁に求めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 最高裁では、同受刑者が刑務所内で他の受刑者に、シティ2サーフ・ファン・ランに爆弾を仕掛けること、警察署を爆破すること、公共の場で誰かを斬首するなどの考えを語った、との陳述が行われた。

 政府のこの申請が認められると同受刑者は刑期満了後も刑務所内に留められることになる。

 この受刑者はテロとは無関係の犯罪でゴルバーン矯正センター(刑務所)に拘禁されており、6月20日に出所する予定になっている。しかし、NSW州政府は、「この受刑者は受刑中にイスラム国への共感を明らかにしており、シドニーで単独テロ攻撃をしたいと語っている。その攻撃の標的として、連邦首相が立ち会うことも理由の一つとして、ファン・ランを挙げている。

 刑務所内で録音された会話で、「この国で爆弾事件が起きるのが待ちきれない。選べるものならシティ2サーフを標的に選ぶ。タンブルも出席するはずだから」と語っている。

 また、シドニー西部のホルロイド警察署といまいましい警官を吹っ飛ばしてやる。出所したらすぐにやってやる」と語った。

 また、同受刑者が3か月前に妻との面会で、「刑務官の首に刃物をつきつけてやる。そうすれば受刑テロリストが入れられているゴルバーン刑務所の重警備棟、スーパーマックスに入れる」と語ったとされている。

 政府の陳述に対して、同受刑者の弁護士、マット・ジョンストンSCは、「フラストレーションがたまって怒っている人間と、実際に許容限度を超えたリスクを抱えた人間とは異なる」として、電子足カセなどでの監視の対象とする「延長観察命令」で十分だと陳述している。
■ソース
NSW inmate allegedly said Sydney’s City 2 Surf would be ‘good place’ to blow up

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