「反対尋問、強姦された時より悪夢」

ワン・ネーション党顧問の前妻、被害者保護を訴え

 極右政党、ポーリン・ハンソンのワン・ネーション党の元メディア顧問で、ローガン市議も務めたことのあるショーン・ブラックを強姦犯として訴えていた前妻の女性が裁判所の被害者名保護を自ら放棄し、「被告人の弁護士の反対尋問は強姦されていた時より悪夢」と訴え、強姦事件などの裁判で被害者が同じ苦しい思いを繰り返さなくてもいいようにして欲しいと訴えている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ABC放送のインタビューに答えて、タニアさんは、「3日間にわたる反対尋問で元夫から受けた強姦の時のいまわしさをそのまま再現させられた。法廷でパニックになり、証人席から走って吐きに行かなければならなかった」と語っている。

 また、「ショーンは、誰も私の言うことなど信じないぞと言っていたので、今日の強姦と暴力行為で有罪の判決を聞いた時は信じられなかった」と語っている。

 タニアさんは、ブラック被告人との結婚で子供が2人いるが、当時、ブラック被告人に階段を突き落とされたり、ドアに手を挟まれるなどの暴力を受けており、殴るのをやめてくれと言った時にはシャワーの中でブラック被告人に強姦された。

 それだけでなく、ブラック被告人は、長年にわたり、自分には大物がついていて、州労働党からローガン市議になり、自由国民党に近づき、キャンベラではマルコム・ロバーツ・ワンネーション党上院議員の顧問になれたとタニアさんを脅し、もし裁判になれば殺すとも脅迫している。

 タニアさんは、「裁判は犯罪そのものより悪夢だ。強姦被害者を保護するために裁判制度そのものの改革が必要だ。同じ苦しみを味合わなければならないのなら二度と訴訟にはしたくない。まるで自分が裁判にかけられているようだった。そんなことは間違っている」と語った。

 裁判では、タニアさんは法廷とは別室からビデオ・リンクで被告人の弁護士の反対尋問を受けたが、長時間にわたって細部まで具体的に答えさせられた」と語っている。

 ショーン・ブラック被告人は7月中に量刑を言い渡される。
■ソース
Ex-wife of former One Nation adviser says being grilled over her rape ‘re-traumatised’ her

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