リケットソン氏、カンボジア国王の特赦受けて釈放

あいまいなスパイ罪で6年の懲役判決後

 オーストラリア人映画制作者、ジェームズ・リケットソン氏は、カンボジア滞在中に小型ドローンを飛ばして間もなく、スパイ容疑で逮捕され、懲役6年の判決を受けた。スパイ罪とはいうもののその具体的な内容は明らかにされなかったようで、公正に欠ける裁判との批判が出ていた。

 判決後まもなくして、リケットソン氏がノロドム・シハモニ・カンボジア国王に宛て、特赦を願う信書を書いたということが報じられていたが、9月21日に国王特赦にサイ・チュム・カンボジア議会上院議長が署名したことが伝えられている。
 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

カンボジアのノロドム・シハモニ国王は現在中国を訪問中であり、国王不在の際には議会上院議長が国王を代理することが定められている。

 また、恩赦は通常はフン・セン首相が申請して行われることになっている。

 リケットソン氏は、昨年、議会野党の集会にドローンを飛ばして写真撮影しようとした後に逮捕された。

 カンボジアではフン・セン内閣が批判者や政敵の一斉拘束を始めたばかりの時にリケットソン氏逮捕が起きている。

 その後、7月には予定通りフン・セン与党が圧倒的に大勝し、それ以降は徐々に政治的捕虜を釈放してきていた。(Ratei)
■ソース
Australian filmmaker James Ricketson granted royal pardon in Cambodia

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