男性、病苦の妻の自殺幇助で有罪評決

自殺をカバーする保険で140万ドルの受取人

 2014年に病苦の妻が自殺し、夫は妻の自殺の意図を知らなかったと主張したが、妻が自殺をカバーする140万ドルの保険に入っており、保険金受取の名義になっていた。陪審団は夫を自殺幇助で有罪と評決した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 グレアム・ロバート・モラント被告人(69)は、妻ジェニファー(56)の自殺の意図に気づかなかったと主張したが、バニングズでガソリン発電機を購入する様子が構内防犯カメラに写っており、後に、ジェニファーさんは、自分の乗用車の車内でこの発電機を動かし、排気ガス自殺をした。

 また、妻に自殺をそそのかした容疑でも有罪評決を受けた。

 生前、ジェニファーさんは慢性的な背中の痛みに悩まされ、また憂鬱症に陥っており、2014年11月30日に、「蘇生させないでください」の書き置きを残して自家用車の車内で亡くなっていた。また、車内は扉がロックされ、後部座席は折りたたまれ、トランクに発電機が置かれていた。

 ブリスベンで開かれていたQLD州最高裁では、被告人が妻の死によって、自殺もカバーしている保険により140万ドルという巨額の保険金を受け取ることになっていたことが証言された。モラント被告人は、保険の約款の自殺条項については知らなかったと主張していたが唯一の保険金受取人に指定されていた。

 また、被告人は妻に、「保険金が降りればゴールド・コースト後背地に防空壕付きの宗教コンミューンを建設したい」と語っていたとされている。

 ジェニファーさんの友人、ジュディ・デント氏が証言台に立ち、ジェニファーさんが、「自分は自殺しなければならない。グレアムが手伝ってくれる。グレアムは保険金を欲しがっている」と打ち明けたと証言している。
■ソース
Husband who stood to gain $1.4 million in life insurance convicted of aiding wife’s suicide

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