WA州、借家人に「家具固定」改造認める法案

幼児が崩れたタンスの下敷きになり死亡

 今週のWA州議会は、「借家人が賃貸物件の壁に家具を固定する加工を認める法案」を審議する。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2015年、WA州パース市内ヨーキン地区の賃貸住宅で、21か月の幼児、リーフ・カイトちゃんがタンスの抽出を伝ってよじ登っている時にタンスが倒れ、その下敷きになって死亡した。

 母親のスカイ・クオーターメインさんは、いつものようにリーフちゃんの寝室で寝かせていたが、様子を見に寝室に行くと、高さ1.25mのタンスが倒れており、リーフちゃんがその下敷きになって死亡していた。

 スカイさんは、タンスを2、3か月前に購入したばかりだったが、タンスを壁に固定する加工を家主が認めなかった。

 リーフちゃん死亡事故の検視法廷は、死亡事故について違法行為はなかったとしたが、子供の安全を優先し、借家人が壁を加工して家具を固定することを妨げられないようResidential Tenancies Actの改定を勧告、スカイさんと姉妹のディーさんが州政府に同法の改定を求めてきた。

 クオーターメインさんは、「この法律でもう他の子供が家具の下敷きになって死ぬことはなくなる。プールの柵が義務づけられているし、残留電流保護装置設置も義務づけられている。家具の固定もTenancy Actで義務づけるべきだ。子供の生命が壁の穴よりも大切だと言うことを家主に気づかせるよう希望している。そうすればリーフの死も無駄にならない」と語っている。

 法改定では、借家人は立ち退く時に壁に開けた穴を修理することが義務づけられる。また、建物の加工部分に石綿が使われている場合や建物がヘリテージに登録されている場合には、家主は家具固定の要求を退けることができる。
■ソース
Toddler crushed by drawers inspires new bill to allow renters to secure furniture to walls

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る