NSW州警察、ブルー・マウンテンの民家庭掘り返す

迷宮入りの若い母親失踪事件、殺人として再捜査

 NSW州警察の「未解決殺人再捜査班」は、過去40年間の未解決失踪殺人事件500件の洗い直しを常時進めている。一方、ABC放送も過去の迷宮入り失踪殺人事件を掘り起こし、しばしば新しい手がかりや新しい証言を見つけ出している。

 1998年にブルー・マウンテンの自宅から忽然と姿を消した19歳の母親、ベリンダ・ペイズリーさんの事件の再捜査でNSW州警察は、ベリンダさんが失踪するまで住んでいたブルー・マウンテンの元自宅の庭を掘り起こし、失踪当時の着衣を掘り出した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2人の子供を持つベリンダさんは1998年9月にカトゥーンバ病院から出る姿を目撃されて以来杳として行方が分からない。今回の発掘では砂岩の岩盤まで掘り上げており、それより下には遺体も埋められていないと判断されている。一方、11月26日から3日間かけて行われた発掘で見つかったドレスと下着はベリンダさんとサイズが一致しており、さらに20年前には利用できなかったDNA検査などの法医学検査技術で手がかりを得られる可能性がある。

 ベリンダさんは、遠い親類からかなりの額の遺産を相続しており、また地元のドラッグ・コミュニティに関わっていたこともあり、家族には身の危険を訴えていたとの証言がある。

 ベリンダさんの父親、マーク・ウェアーンさんは、「着衣は普通では掘り出せない家屋の下に埋められていたようだ。建物の下に衣類を埋めるというのはちょっとあり得ないことだ。今度こそ娘の身の上に何が起きたかが解明されるかも知れないと期待しているが、また法医学検査の結果次第だ」と語っている。

 グラント・テイラー警部は、「法医学検査の結果次第で新しい方向に捜査が進む可能性もあるが、当面は住宅の建物の下をさらに掘り進めるが、一般社会に向けて情報提供の協力を再度呼びかけている」と発表している。
■ソース
Belinda Peisley search turns up dress, undergarments buried under Blue Mountains home

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