NSW州労働党本部にICACが捜索令状執行

過去の政治献金問題捜査の継続か

 12月18日朝、シドニー市内サセックス・ストリートのNSW州労働党本部に腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)の職員が捜索令状を執行した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 同日、州労働党が声明を発表し、「2015年の政治献金問題ならすでに州選挙管理委員会の捜査を受けており、労働党も全面的に協力し、違法性はなかったとの結論が出ている」と述べている。

 労働党はSA州アデレード市で全国大会を開催中であり、日頃は州党本部に詰めている労組や党幹部の姿はなかった。

 一方、NSW州ICACの広報担当官は、「捜査活動中の問題についてはコメントできない」としている。

 アデレード市での労働党全国大会に出席中のNSW州選出のマット・シスルウエイト労働党連邦議会議員は、NSW州労働党書記長を務めたことがある人物で、「今回の捜索令状執行が何の問題なのかまったく分からないが、党ではICACの捜査には全面的に協力している」と語り、「ICACはNSW州の腐敗を捜査、摘発する上で多大な実績を上げている。現在の捜査に関してコメントはできない。また、ICACも何の問題を捜査しているのかまったく明らかにしていないが、捜査のためのスペースと協力を要求している」と述べている。

 さらに、「労働党幹部や職員は、ICACが協力を必要とするところでは全面的に協力しており、捜査を速やかに終えられるように図っている」とも述べている。
■ソース
NSW Labor Party headquarters raided by ICAC

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