見物人のスマホ・ビデオで殺人事件冤罪免れる

グリーン・マンディーン対戦の夜、街頭での乱闘

 2年前、ダニー・グリーン対アンソニー・マンディーンのボクシング試合の夜、WA州パースのパブの外で乱闘があり、1人が死亡した。相手グループの一人が殺人容疑で起訴され、終身刑の可能性もあったが、たまたま現場に居合わせた見物人が乱闘の様子をスマートフォンでビデオ撮影していた。

 被告人の弁護士がこのビデオを入手、映像を分析した結果、被害者に暴力をふるったのが被告人ではないことを突き止めた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件は2017年2月にアデレードでグリーン対マンディーンの試合が行われた夜で、試合いはエレンブルックのパブでも映写されていた。

 しかし放送後にパブの駐車場でハルトンさんのグループとクラークさんのグループとの間で乱闘があり、ディエゴ・ハルトンさん(37)が死亡し、ジョーダン・ピーター・クラークさん(24)が殺人罪で起訴された。

 この乱闘ではクラークさんも暴行を受けていたが、目撃者が、「地面に倒れたハルトンさんを被告人が蹴っていた」と証言し、裁判中に8か月間拘置された。

 しかし、現場に居合わせた人物が乱闘の模様をビデオ撮影しており、クラークさんの弁護士、ギャリー・マッセイー弁護士がこのビデオを分析した結果、「ハルトン被害者を蹴っていたのは被告人ではなかった」ことを突き止め、クラーク被告人の殺人罪起訴は取り下げられた。しかし、ハルトン被害者の兄弟を蹴ったことを認めており、暴行傷害罪で有罪を認め、$1,500の罰金を言い渡された。

 クラークさんの友人、サルバトーレ・アアロン・レイモンディがハルトン被害者を殴り、被害者は気を失って倒れ、後にそのケガが原因で亡くなっている。2018年8月、レイモンディは暴行傷害で有罪を認め4年4か月の実刑判決を受けた。
■ソース
Mobile phone footage of Danny Green-Anthony Mundine street fight saves man from murder conviction

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