高層アパートからワイン瓶投げ、男性死なせる

シンガポールでオーストラリア人の裁判始まる

 シンガポールで、メルボルン出身のオーストラリア人男性が高層住宅からワイン瓶を投げ、地上にいた男性に当たり、男性を死なせた事件の後半が来週から開かれる。オーストラリア人男性は容疑を認めると見られている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 シンガポール警察は、アンドリュー・ゴズリング(47)被告人に対して、「軽はずみな行為で人を死なせた」として求刑しており、有罪判決を受ければ最高5年の懲役刑が待っている。

 8月18日午後8時40分頃、通報で警察はスポッティスウッド・パーク・ロードの35階建ての建物に出動した。通報は、下にいた男性がその建物から落ちてきたワインの瓶を頭に受けたと伝えた。被害者、ナシアリ・スネーさん(73)は、意識不明のまま病院に運ばれ、翌日、頭部負傷が原因で息を引き取っている。

 8月30日、ゴズリングが起訴され、シンガポールの精神病院に収容されている。また、ゴズリング被告人のシンガポール在住弁護士、グロリア・ジェームズ氏は、「ゴズリング氏は警察に自首した。逮捕拘置される前に罪を認めるつもりであることを弁護士に伝えている。ただし、ゴズリング依頼人が精神鑑定を受けている間、弁護士も接見できないため、本人の意思を確認することができない」としている。

 スネーさんは、家族と夕食を食べようとしていた時に落ちてきた瓶を頭に受けている。

 遺族は、「ゴズリングさんに厳しい処罰を望むという人もいるが、ムスリムとして自分達は罪を許したい。彼の苦境を喜んでもつらい気持ちになるばかりではないか。復讐心に燃えるというのは憎悪をかき立てるばかりだし、今の世界にはもうたっぷりと憎悪が溢れている。ムスリムとしての誇りを胸にして、人からされていやなことを人にしてはならないと思う」とフェースブックで述べている。

 ゴズリング被告人の審理は9月17日から始まる。
■ソース
Melbourne man accused of killing grandfather with bottle thrown from tower expected to plead guilty in Singapore

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