ウィリアム・ティレルちゃん失踪事件再燃

警察、新情報で森林地帯を捜索

 2014年9月、NSW州中北部海岸地域で当時3歳のウィリアム・ティレルちゃんが失踪した事件は、当時、警察官や消防救援機関、住民ボランティアが周辺地域をくまなく捜索したが手がかりがつかめないままになっていた。最近になって新情報が現れたため、警察が再び森林地帯の地面を綿密に捜索している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ウィリアムちゃんはケンドールの祖母の自宅裏庭で遊んでいた間に姿を消してしまった。しかし、新情報が現れたため、州警察殺人課刑事らがケンドールから20kmほど離れたボニー・ヒルズの森林地帯の捜索を再開した。警察のスポークスウーマンは、「捜索地域はボニー・ヒルズのヒューストン・ミッチェル・ドライブとロング・ポイント・ロードの付近」と発表している。クイーンズ・レーク州有林内との情報もある。

 一方、3月2日、パラマッタの記者会見において、殺人課長のマイケル・ウィリング警視は、「新情報は遺体の埋められている場所についてではない。この森林地帯だけを捜索対象にしているわけではない。現段階では証拠を探しているだけだ。数キロの範囲にわたって捜索を続けることになる」と語った。

 また、「捜索は手作業で進められ、もし何か重要なものが見つかれば地面を掘ることもある。また、ギャリー・ジュブリン警部がウィリアムの家族と連絡を取りながら捜索を指揮している」と語った。

 警察は今年1月にもボニー・ヒルズの洗濯機修理業者、ウィリアム・スペッディング氏(63)の自宅に土木機械を持ち込んで敷地を掘り返したり、汚水処理タンクの中身を浚えるなどの作業を行ったが犯罪を示す物は見つからなかった。また、警察では、「スペッディングはウィリアムちゃん失踪事件の容疑者ではないが、重要参考人だ。ただし、重要参考人は彼一人ではない」としている。

 スペッディング氏は、失踪事件の4日前に洗濯機を修理して欲しいというウィリアムちゃんの祖母の依頼で同人宅に来ている。しかし、ウィリアムちゃん失踪の日には、祖母と連絡がつかなかったため、同人宅に洗濯機の修理に訪れなかったとされている。
■ソース
Police to scour Bonny Hills bushland in search for missing William Tyrell

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る