バリ・ナインの2死刑囚、処刑島に移送

豪外相囚人交換提示を断られる

 3月4日、バリ島のケロボカン刑務所から刑場のあるヌサカンバンガン島の刑務所に移送された違法薬物死刑囚アンドリュー・チャンとミュラン・スクマランの2人に対する助命の試みは2人の弁護士やオーストラリア連邦議会で続けられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 3月3日にはジュリー・ビショップ外相が、2人の助命と交換にオーストラリアの刑務所で受刑中のインドネシア人違法薬物犯罪者3人をインドネシアに送還することも提示していた。3月5日に発表されたこの試みはインドネシア側が了承しなかったと報道されている。3月5日早朝、キャンベラの連邦議事堂前で行われた2人の助命を祈る政治家の集会で明らかにされた。ビショップ外相は、「インドネシア政府に嘆願した。インドネシア大統領に特赦を嘆願した。インドネシアの法律にも慈悲と赦しの考えは大きい位置を占めていることを引用して大統領の特赦を嘆願した」と語っている。

 しかし、ジョコ・ウィドド・インドネシア大統領は、「私は大統領としてインドネシア憲法に従わなければならない。判決はすでに法廷が下しており、恩赦請求を却下した時、私は彼らが取引する薬物の量も考慮した。ただし、今週中には処刑はない」と語った。また、2人の弁護士は再審請求を出しており、「控訴が行われている間は処刑すべきではない」と語っている。

 チャン、スクマラン両死刑囚の死刑執行は他に9人の死刑囚が今回の処刑グループに登録されており、他にもフランス、ガーナ、ブラジル、ナイジェリア、フィリピンなどの外国人と残りがインドネシア人となっている。
■ソース
Bali Nine: Foreign Minister Julie Bishop makes eleventh-hour bid to save Andrew Chan and Myuran Sukumaran

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