インターネット詐欺急増

小事業所を狙う手口
 3月3日、オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)が、インターネット関係情報を2件発表した。
 1件は消費者にオンラインでの安全な買い物の心得、もう1件は小事業所にオンライン詐欺の被害に遭わないための心得を解説している。委員会がこのような情報を発表した背景には、オンライン・ショッピングを利用した詐欺や小事業所を狙って偽造請求書を送りつけ、金銭をだまし取る事件が急増していることがある。
 同委員会のピーター・ケル副委員長は、「2009年にはオンライン・ショッピング詐欺が100%増加している(倍増)。また、小事業所を狙った詐欺では承認した覚えのない広告や注文していない商品の請求書を送りつけ、支払いを要求するという手口が60%も増えている。インターネットは非常に有益で、ショッピングにも時間を節約でき、非常に便利でもあるが、オンライン取引は慎重でなければならない」と語っている。
 委員会のマイケル・シェーパー小事業所担当委員は、事業所を狙った詐欺は手口がますます洗練されてきており、適法行為か詐欺かの見分けがつきにくくなっている」と語っており、上記の手口以外にも、未払い請求書に見せかけた同意書を送り、署名すると、望んでもいない「広告代理店契約」になっているというような複雑な手口が増えている。
 ACCCは、詐欺に遭わないための心得として、会計管理を明確化しておくことや物品・サービスの取引には必ず文書を要求することなどを挙げている。詳しい内容は、ACCCウェブサイトに掲載されている。(AAP)

ニュースの記事

Nichigo Press 記事一覧