メルボルン・メトロ、9月4日に再度スト

賃上げめぐり交通労組が27日にスト

 8月27日、VIC州メルボルンで交通労組が18年ぶりに時限ストを実行した。このストで、雨の中、市民の足が乱れたが、労組は9月4日にも同様のストを予定しており、労働党州政府は、同市の鉄道、市電経営者に対する鉄道市電バス労働組合のさみだれ戦術にいらだちを募らせている。

 エージ紙(電子版)が伝えた。

 27日のストは、同労組と鉄道経営者のヤラ・トラムズの新労使協定交渉が合意に達しなかったことから、Fair Work Commission(FWC)が労組に対して保護労働行為を承認したのを受けて実施された。労組側は市電運転士の賃金を向こう4年間で19%引き上げることを要求しているが、経営者側は13%から15%の間を提示している。これまでの労使協定は2015年6月に期限が切れている。

 また、市電ストの間に同労組は鉄道のメトロ・トレーンズに対する労働行為を強化し、9月4日、市電と同じ時間帯、午前10時から午後4時までのスト実行を決定した。これは経営者側が労働者側に、「労働行為に参加すれば減給すると通告したことに反発したもの。労組側は、「会社の通告は威嚇だ」と語っているが、メトロ・トレーンズのスポークスウーマンは、「これは威嚇ではない。Fair Work Actを遵守することだ」と発表している。

 メトロ側は、今後4年間に14%の賃上げを提示しているが、「会社側の提示する労使協定条件全体を見れば労組員の利益に反する内容だ」と発表している。労組は、メトロ社員の労働行為も、FWCから認可を得ているが、経営者に対してまる5営業日以前に通達しなければならない。

 27日のストに対して、ダニエル・アンドリューズ州首相は、「ストは正当化できず、不必要な行為」と同労組を非難し、「政府は、争議を中止させるために、鉄道経営者と共同で裁判に持ち込む用意がある」と語っている。
■ソース
Melbourne train strike: Metro staff to strike next Friday

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る