NSW州テロ脅威感で通報急増

連邦警察の大々的摘発から1年

 連邦、州の警察官を動員してシドニー首都圏各所を一斉家宅捜索した「テロ計画摘発」から1年経過したが、警察は、「テロの脅威は少しも減っていない」と語っており、市民からの通報件数は昨年から急増していると報告している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 国家安全ホットラインから警察のテロリズム取締り班への照会は過去1年間に548%増大した発表している。

 2014年9月、政府がテロ警報レベルを「ハイ」に切り上げて間もなく、国内テロリズム捜査活動から、800人の警察官が「アプルビー作戦」を展開、未明の一斉襲撃で27箇所の民家を家宅捜索、オマリャン・アザリを、「不特定の人物を斬首する計画だった」として殺人計画で起訴した。

 キャサリン・バーンNSW州警察副長官は、「テロの脅威は減っておらず、通報件数は急増している。通報が増えたことはいいことだが、警察は対応に大わらわになっている。しかし、それでもテロ攻撃がないとは断言できず、テロ脅威は依然としてハイのままだ。テロを食い止めるためにはとてつもない活動が求められる」と語っている。

 2014年9月からの1年間で国家安全ホットラインへの通報は5233件にのぼっており、捜査の必要があると考えられる真実性のある通報は警察に送られ、警察の捜査が始まる。2013年から2014年までには通報件数のうち、807件が警察に送られた。2013年の国家安全ホットライン通報件数は9274件だったが、2014年には19,912件にのぼっている。また、2015年は9月までにすでに18,767件の通報電話を受けている。

 バーン副長官は、「この1年で、警察は焦点をテロ予防と地域社会との密着に振り向けている」と語っている。
■ソース
Calls to police surge as NSW terror threat deepens

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