「都市生活指標」発表

シドニー首都圏地区居住性比較

 11月18日、シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)はシドニー首都圏地区の居住性のランキングを発表した。

 シドニーは快適な居住性で常に世界の上位にランクされている。そのシドニーの中でも自治体、地区ごとに快適な生活ができる度合いを比較したもので、アーバン・タスクフォース・オーストラリアの委託で社会調査企業のマックリンドル社が228地区の居住性ランキングを指標化した。

 この報告書でもっとも快適な居住性の地区として、クロウズ・ネスト-ウェバートンとサリー・ヒルズがトップに挙げられている。

 また、過去には産業地区、労働者階級住宅地区とされていた地区も、ピアモント-アルティモ、ダーリングハースト、ウォータールー、レッドファーン、アースキンビルなどがトップ20に入り込んでおり、様変わりを感じさせる。

 ただし、首都圏地区の居住性の尺度は主観的で議論を呼ぶ可能性があり得、この指標も様々な異論が出ることは確かとみられている。この指標化の基礎として、住宅入手容易性、地域社会、雇用、アメニティ、交通利便など20項目の指標についてデータを集めている。アメニティとしては、レストラン、喫茶店、買い物、芸術文化、教育などの利便が考慮されており、交通利便では歩いて職場に行けるとか自動車を使わずに自宅から他の地域に行けるかなどが評価されている。

 アーバン・タスクフォースのクリス・ジョンソンCEOは、「ロンドン、パリ、ニューヨークなどの都市生活ということに重点を置いた」と語っており、たとえば、居住密度の高い地区が居住性として評価されており、回答者の意見も過去の広い庭のある千平米住宅という「オーストラリアの夢」から中密度の集合住宅などの生活を認める方向に変わっていることが示されている。

 ランクの高い地区にはマリックビル、ポッツポイント-ウルムルー、ノース・シドニー-ラベンダー・ベイ、ランドウィック、チャツウッド-アーターモン、ライカート-アナンデール、ニュートラル・ベイ-キリビリなどが入っている。
■ソース
Sydney’s most liveable suburbs: the Urban Living Index

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