ハンター地域、政府が鉱山開発認可

地域住民の反対運動退けられる

 ハンター・バレー地域の小さな町、ブルガの住民は、リオ・ティント社の炭鉱拡張計画に反対していたが、このほど、NSW州計画評価委員会(PAC)が拡張計画を認可した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このマウント・ソーリー・ウォークワース・プロジェクトは、長年住民と同社の間で争われてきており、この認可で、ブルガの町に隣接して露天掘り炭鉱がさらに拡張され、今後20年間以上にわたって何億トンかの石炭を掘り出すことになる。

 ブルガの住民は、「露天掘り拡張で町は移転を余儀なくされる」と主張していたが、PACの報告書はこれを否定している。反対してきた住民は、「露天掘り炭鉱拡張の影響を受ける町は、ブルガの他にも3箇所ある。今日という日はNSW州政府にとっても暗い日だ。ベアードもストークスも恥を知ればいい。私達の懸念は聞いてもらえたが取り合ってはもらえなかった。私達の懸念は専門家も支持していたが、却下されたり無視されたりしてきた。PACや政府はなぜ鉱山会社の専門家の意見は聞いても、私達の第三者の意見は聞けないのか」と語っている。

 委員会は、認可の理由を「炭鉱拡張計画はその影響よりも恩恵の方が大きいと考える」としており、大気汚染や騒音問題については改善案を認可条件としている。

 マウント・ソーリー・ウォークワース炭鉱のジェネラル・マネージャ、マーク・ロジャーズ氏は、「認可は1,000人を超える鉱山労働者にとって朗報。彼らの生活の先行きが安定した。これからは仕事と職場安全に専念してくれればいい」と語っている。一方、アングロ・アメリカン社が申請していたドレイトン・サウス炭鉱の拡張計画はPACから却下され、同社プロジェクト・マネージャのリック・フェアハースト氏は、「これで当炭鉱は、2016年中に閉鎖することが決まった」と述べている。
■ソース
Hunter Valley residents lose battle against mine expansion

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