5,000梱の牧草をQLDの旱魃地域に

バランバトックの牧場救援トラック120台

 1月9日、旱魃に悩む牧場に牧草の梱を送り届ける救援トラック120台が5,000梱をQLD州中部ロングリーチに近い町イルフラコウムの町に到着したことが伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この救援トラックは、バランバトック・ヘイ・ラナーズと呼ばれるグループで、NSW州南西部リベリナ地域にある町の名前にちなんでいる。

 1月7日にNSW州南部ワガワガの西、ダーリントン・ポイントを発った120台は、1,800kmを走り、8日夜にイルフラコウムの町に到着した。

 このグループの創設者、ブレンダン・ファレルさんは、「第10回のバランバトック・ヘイ・ランは5か月かけて準備し、270の牧場に牧草を送り届けた。今回は、ドライバー、支援クルー、メカニックス、自動車電気士など250人を集めた。どれだけの人がこのランに参加したがったか、信じられないほどだ」と語っている。

 さらに、「強行軍だったが、やっと到着して、牧草を送り届けることができた。農家を助けることがこのランの主旨だ。旱魃をこの目で見て圧倒された。旱魃がひどいことは知っていたがこれほどひどいとは思わなかった。ここに牧草を送り届けて正しかった」と語っている。

 また、「牧草、燃料、協力者の時間もすべて寄付を受けたものだ。農家は忘れられたような存在だが、もし彼らが牛や羊を育てなければ10年もすればオーストラリアは大変なことになる。この旱魃を見れば10年も経たないうちに大変なことになる。農家の人達の笑顔を見るだけで報われた気持ちだ。自分たちは登録慈善団体ではない。トラックを持っていて、腐るほどの牧草があるだけだ」と語っている。

 牧草を受け取った牧場の一人、アシュリー・ハウスさんは、「牧場経営はプレッシャーにあえいでいる。家畜の面倒を見続けなければならない。家畜の気持ちが痛いほど分かる。出産時期だが子牛に飲ませる乳も十分につくれないでいる。これで一息つける」と語っている。
■ソース
Burrumbuttock Hay Runners deliver 5,000 bales to western Queensland’s drought-affected graziers

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