VIC公園局、有毒薬剤をヤラ川に放出

除草剤配合の容器洗浄水をそのまま

 1月10日付ABC放送(電子版)の報道は、VIC州メルボルン市東郊でVIC公園局が除草剤の配合に使った容器を洗浄し、汚水をそのままヤラ川に流したことを伝えている。公園局では、事実関係の調査で環境保護庁(EPA)に協力していると発表した。

 VIC州議会野党自由党議員が情報の自由法に基づいて入手した報告書の内容を明らかにしたもので、ヤラ川の上流、ワランダイトで同局が除草剤を配合し、薬品の入っていた容器を洗い、その汚水を川に流していたとされている。

 野党のブラッド・バティン環境スポークスマンは、「現場は市民の水泳や犬の散歩などで人気のある場所。政府施設から化学薬品が直接ヤラ川に放出されていたというのはショッキングな情報だ。同局は処罰をおそれてEPAに報告しなかった。1月8日になって初めて、除草剤洗浄水を川に捨てるのをやめたことが明らかになった」と語っている。

 リサ・ネビル環境相は、「同局は、洗浄水を川に捨てる行為を2015年4月に突き止められ、6月には停止している。しかし、同局は、EPAに報告する義務があることを知りつつ、報告を怠った。また、現場でどのような是正措置が必要かを決めるための検査もまったく行われなかった。同局CEOには事件が再び起きないよう直接放した。このようなことがあった場合、EPAへの報告はもちろんのこと、一般社会にも説明しなければならない」と語っている。

 同局のブラッドリー・フォウトー局長は、「事故は、以前に車両その他の機材の洗浄に使っていた旧洗浄施設からの流出水が職場安全衛生問題として監査において指摘された。職場の安全と衛生の問題に次いで環境問題でも善処されるはずだったが、実際には行われなかったようだ」と語っている。
■ソース
Toxic chemicals washed into Yarra River by Parks Victoria, report reveals

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