ソーシャルメディア使って公開ケンカ

十代の少女ら、ビデオで流す

 オーストラリアの十代の少女の凶暴化が憂慮されており、QLD州警察は、保護者らに、「十代の女性がケンカで重大な傷害を負う可能性もある警告している。十代の少女は凶暴なケンカを計画し、ソーシャル・メディアを使って宣伝、さらにケンカの場面をビデオに撮り、そのビデオをソーシャル・メディアで流すと言うことまでしている。ある研究者は、事態の深刻化を食い止めるため、ケンカする少女らを突き止め、面接の上聞き取り調査している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このようなケンカは自然発生的に起きるのではなく、周到に計画され、立ち会いの友人がケンカを撮影、インターネットで広めている。また、都市部でも郡部でも起きており、学校時間外に行われている。

 ブリスベンの学校回りの警察官、エイドリエン・ハリーズ巡査長は、「3,4年、こういうことが起きている。ケンカは増えているし、13歳から15歳くらいの若い層にまで広がっている。ケンカが起きてから大きく広まるが、計画はひっそりと進められ、保護者も教師も警察もまったく事前に把握することができない。子供達が知っていることを大人は何も知らないありさまだ」と語っている。

 さらに、「ケンカは公園やショッピング・センターのように止める気のない者が目撃できる場所を選んでいる。被害者になる少女らは学校に行っても家に帰っても不安とストレスに悩まされることになる」と語っている。

 QLD工科大学のアシュリー・ラーキン氏は、この問題を取り組んでおり、「グーグルで検索すればそういったビデオが無数にあり、大勢が閲覧し、書き込んでいる。その書き込みはケンカをそそのかす内容が多い。昔ながらの女同士のケンカではなく、ほんとうに殴り合いのケンカが行われている」と語っている。

 また、ケンカの原因として、相手が嫌いとか、男の子のことでなど少女ドラマ的な原因が多いとしている。一方、ハリーズ巡査長は、「私達もどうしていいか分からない。彼女らには話しかけ、アドバイスをするようにはしているが、それを彼女らがどう受け止めるかは私達ではどうにもできない」と語っている。
■ソース
Growing number of fights beween teenage girls being planned and shared on social media: Qld Police

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る