WA、天然白檀伐採割当量引き下げ

乱伐と密伐で絶滅のおそれも

 インド原産とされるが、現在はWA州に自生する白檀は香木として珍重されているが、密伐が多いため、州政府は伐採割当量を引き下げると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 州内伐採業者によると、違法な密伐を根絶することが困難なため、州政府が年間伐採割当量削減を決めた。

 一方、2015年12月、アルバート・ジェイコブWA州環境相は、「年間伐採量を3,000トンから2,500トンに減らすと発表しており、2016年6月から10年間有効。また、州議会に上程されている法案で、密伐の罰金が個人は$200から$200,000に引き上げられ、企業は100万ドルになる。ウェスコープ・ホールディングズのティム・コークリー会長は、「大規模な密伐は何年も前に報告されているのに、政府はごく最近になってようやく取締りに乗り出した。この1年半、まったく売れない状態が続いている。市場は密伐の材であふれており、自分たちは他に市場を探さなければならない。法案が発効して違反者の厳しい処罰が行われるようになれば少しは清浄化するかも知れない。ウェスコープは加工処理契約には応募するが、マーケティングからは手を引く」と語っている。

 また、ウィルダネス・ソサエティは、「2012年の議会調査委員会で持続性のある年間伐採量は200トンとされている」として、割当量のさらなる引き下げを要求しているが、コークリー会長は、「2,500トンでも大丈夫だ。消費者は植林材よりも天然材を好む。しかも、天然白檀は伐採しなければ枯れて腐るだけだ。天然材から収入を得て再生させるのが唯一の保存手段だ」と語っている。
■ソース
Illegal logging ‘forced sandalwood quota cut’

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る