ロイヤル国立公園の磯でまた救助出動

8の字甌穴で自撮り中に大波に襲われ

 磯に行くと、丸い壺のようなくぼみを見かける。これを海蝕甌穴(おうけつ)といい、岩のくぼみに小石が入って、それが波の力でくぼみの中をごろごろ回るうちに穴を大きく削っていくことでできる。

 シドニーの南、ロイヤル国立公園の磯にある海蝕甌穴は巨大でしかも2つの甌穴がつながった8の字形をしている。観光客がここで自撮りしている時に大波にたたきつけられて負傷する事故が増えている。自撮りは波を背にするため、突然の大波の接近に気づかないでこの事故にあう。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 1月24日午後4時10分頃、4人の観光客がこの8の字甌穴にいた時、突然大波が押し寄せ、頭上から襲いかかって、4人を転倒させた。22歳の女性は背中、顔、腕、脚に負傷し、他の人達も切り傷、擦り傷を負った。

 2人が岩場からヘリコプターで付近のギャリー・ビーチまで運ばれた。また、2人がバーニング・パームズ・サーフ・ライフ・セービング・クラブに運ばれた後、ギャリー・ビーチに運ばれた。

 ウェストパック・ライフセーバー・ヘリコプターは、1月23日にも同じような状況で5人が負傷したと発表しており、その前には1月10日にも大波で数人が負傷し、ヘリコプターで救出された。

 現場は国立公園を抜ける道路から3kmの崖道を下ったところにあり、事故で負傷するとヘリコプター以外には運び出す方法がない。また、大波は予告なしに突然襲いかかる。

 国立公園局では、「やってくるのはY世代の人達で、海外からの観光客も多い。彼らはちょっと変わった、危険の大きいすごいところで写真を撮り、インスタグラムやソーシャル・メディアに載せるのが好きだ。それは結構だが、海岸には必ず危険がつきものだということを忘れないでほしい」と語っている。
■ソース
Rescue operation at Sydney’s Figure Eight Pools

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