TAS、暴走車が妊娠女性の車に激突

スカイ法を求める市民の声が高まる

 1月22日午前1時頃、TAS州ホバート市内でパン屋に勤める夫を下ろし、帰宅する途中のセーラ・ペイノさん(24)の車に15歳の少年の運転する盗難車が激突、ペイノさんは死亡、同乗していた2歳の子供が負傷した。また、ペイノさんは妊娠32週間で、ロイヤル・ホバート病院の医師団が赤ん坊を死亡した母親の胎内から無事助け出した。

 この事故で被害者とパートナーのダニエル・スターリングさん、2人の子供への市民の共感が高まり、その日のうちに市民からの寄付が3万ドルを超え、事故現場には市民が集まって花束を供えている。また、NSW州のスカイ法同様、盗難車での暴走事故に厳罰で対処する法制を求める声も高まっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 元TAS州警察官のフィル・パイクさんは、「TAS州の法律では自動車窃盗は軽犯罪とされているが、刑法で処罰すべきだ。現役時代、若い男を扱ったことがあるが、彼は自動車窃盗で43回捕まっていた。今でも自動車窃盗が大きな問題ということは法律が抑止力になったいないということだ」と語っている。

 また、警察組合代表者は、「社会全体に憤懣が溜まっている。このような犯罪行為を阻止するためには、関係者が席について真剣に話し合わなければならない。社会の一部にはまったく良心を持たない者がいる。彼らは何も気にしていない」と語っている。

 TAS州政府スポークスマンは、「政府は法制が社会基準を反映するよう常に検討を加えている。今回の事件では盗難車で暴走した15歳の少年は故殺罪で起訴された。この罪名は重大な罪名だ」と語っている。
■ソース
Push for tougher laws after allegedly speeding teenager kills pregnant woman in Hobart

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