携帯バンキング狙ったSMS詐欺横行

国内中堅金融機関口座狙われる

 ユーザーのスマートフォンに銀行名をかたった巧妙なテキスト・メッセージが送られ、口座をチェックするよう求めている。簡単な文面には、「金融機関のURL」と”account notification”、”notification”、”verify your identity”などの言葉が記載されており、そのURLをクリックすると、本物の金融機関ウエブサイトと見分けのつかない画面が現る。しかし、すべて長期にわたって続けられている巧妙なフィッシング詐欺と呼ばれる、名義人の詳細情報、パスワードなどを釣り上げる手口として知られている。

 通信・放送規制機関のACMAが消費者に向けて警戒を呼びかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これまでにANZ、Bank of Queensland、St George Bank、Suncorp Bank、NAB、Macquarie Bank、Heritage Bank、Bendigo Bank、GE Moneyの口座名義人が狙われており、ACMAでは、「オーストラリア、ニュージーランドの合法的な金融機関に似せたインターネット・ドメインを使っており、犯罪者の洗練された手口と広がりがうかがえる。この種のドメインはごく短期間使われた後に捨てられ、新しくもっともらしいドメイン名が使われる。また、SMSメッセージやURLリンク先のニセ金融ウエブサイトも頻繁に書き替えられ、本物の銀行ウエブサイトと見分けがつかないほどだ」と述べている。

 ACMAでは、不審なテキスト・メッセージなどを受け取ったり、メッセージに応答してサギURLに返答してしまったユーザーは、SMSスパム通報電話:0429 999 888または、Australian Cybercrime Online Reporting Networkに通報する他、直ちに口座の金融機関に連絡することと勧めている。

 また、加入金融機関名のSMSや電子メールを受け取った時はそのSMSやメッセージを開いたり、応答したりせず、またそのメッセージ内から外部にアクセスせず、自分の通常のアクセス手順で加入金融機関にアクセスすることが勧められている。
■ソース
Mobile banking customers are being targeted in a ‘persistent and sophisticated’ SMS phishing scam

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