「豪州も英国にならって砂糖税を」

セレブ・シェフ、ジェミー・オリバーが訴え

 オーストラリアでもよく知られたイギリスのセレブリティ・シェフ、ジェミー・オリバーさんが、「オーストラリアもイギリスにならって、ソフト・ドリンクに砂糖税を課してはどうか」と訴えている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 イギリスでジョージ・オズボーン大蔵大臣がソフト・ドリンクに砂糖税を課することを発表したのを受けて、オリバーさんは、「オーストラリアも肥満を減らすために同じ税金をつくってはどうか」と語ったもの。

 イギリスで増大する児童の肥満問題に対処するため、2年後より100mlあたり5g以上の砂糖が入っている飲料水に対して課税するという案をオズボーン大臣が予算案発表で明らかにしたもので、「児童の肥満の主要原因の一つが鹹味飲料水だ。私は、将来、子供の世代に向けて、『申し訳ない。甘ったるいドリンクが問題だとは知っていたし、病気の原因だと知っていたが、困難な決断を避けた』と言いたくない」と語った。

 オリバーさんは長らく砂糖税を提唱して政界に働きかけてきており、オズボーン大臣の発表を歓迎している。また、連邦緑の党のリチャード・ディ・ナタリ党首は、「2018年から砂糖税が導入されるというのは非常に楽しみだ。オーストラリアが同じことをできないわけがない。値段が上がれば人は不健康なドリンクを減らすだろうし、税収を医療制度に還元することもできる」と語っている。

 昨年のイギリスでは大人の61.9%、2歳から15歳までの児童の28%が肥満体で、100mlあたり5gから8g未満までがリットルあたり34豪セント、8%以上がリットルあたり45豪セントの税率が想定されている。また、オズボーン大臣は、「新税が消費者価格に転嫁されることもあるだろうが、税収は学校体育の予算に充てたい。新税導入を2年遅らせるのは、ソフト・ドリンク・メーカーが成分量を変える猶予を与えるためだ」としている。

 フィンランドは1940年代から同様の税金を制定しており、フランスは2012年に導入、メキシコも2013年に導入している。
■ソース
Jamie Oliver urges Australia to adopt sugar tax following Britain’s soft drink levy announcement

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