中銀、新5ドル・ポリマー貨幣図案発表

「フレッドを5ドルの肖像に」の願い届かず

 4月12日、オーストラリア準備銀行(RBA、中銀)は、今年後半に発行される予定の新5ドル・ポリマー貨幣のデザインを発表した。この新デザインには偽造を防ぐ技術、視覚障害者が触れて確認できる凹凸など様々な仕様が込められている。

 ABC(電子版)が伝えた。

 この新デザイン発表に先立って、発展途上国の白内障障害者の視力を人工角膜で回復する運動の創始者の活動を引き継ぐフレッド・ホロウズ財団が中心となって、「フレッドを5ドル通貨の肖像に」の申請署名が集められたが、その願いはかなわなかった。

 新5ドル貨幣は、2016年9月1日より発行流通開始の予定だが、RBAでは、「新デザインが一般に見かけるようになるまでにはしばらく時間がかかるだろう」としている。

 5ドル札は1967年に初めて発行され、ジョセフ・バンクスとキャロリン・チザムの肖像が印刷されていた。1992年7月7日には、5ドル・ポリマー貨幣にエリザベスII世の肖像と新旧連邦議事堂が図案として採用された。その他にも2001年には連邦制度100周年を記念してヘンリー・パークスとキャサリン・ヘレン・スペンスの肖像が採用された。

 12日、グレン・スティーンズRBA総裁が声明で、「将来的にも偽造豪銀券が現れないよう新しい偽造防止技術が駆使されている。この写真でも分かるように、その技術の一つが縦の窓だ」と述べている。一方、RBAの説明によると、新札も従来の5ドル貨幣の色、サイズ、肖像などを継承しており、一見して区別がつき、取引で混乱が起きないよう配慮している。また、視覚障害者のために触れて他の札と区別がつくように凹凸の記号が入っている。
■ソース
RBA announces new design of $5 note, with new features for security and vision-impaired

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る