メルボルンで「赤毛同盟」初の集まり

「赤毛の誇りを取り戻そう」との呼びかけ

 イギリス系の国で赤毛は何かとからかいのたねになる。アイルランド人と赤毛が結びつけられることがあるし、赤毛の女は気が強いという迷信もある。ジュリア・ギラード元首相も赤毛が陰口の対象になった。4月16日、メルボルンでは、国内の赤毛が集まり、「赤毛の誇りを取り戻そう」と気勢を挙げた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この集まりは、その名も赤毛の蔑称とされてきた「RANGA(Red and Nearly Ginger Association)」を名乗り、世間のからかいを逆手に取っている。第一回の集まりでも、赤毛に投げられてきた「ranga(オランウータンの短縮形)」「ニンジン頭」「ジンジャー・ニンジャ(ショウガ色も赤毛に入る)」「ファンタ・パンツ」などの言葉の復権を目指すとしている。

 この日、世界的な「赤毛差別と戦う」運動の一環として開かれたメルボルンの集会では100人を超える赤毛の家族連れが町並みをデモした。

 共同主催者のアーロン・ウエブさんは、「人種、性別、肌の色などで差別することは非難されるようになったが、オーストラリアの風土では、未だに赤毛をからかうことが面白いことだとされている。しかし、世間に向かって赤毛差別をやめるよう訴えるよりも、赤毛は自分たちが世間とはひと味違うということを喜ぶべきではないか。赤毛は様々な蔑称でからかわれてきた。そんな蔑称で呼ばないでくれと嘆願するのか、それともそういう呼び名をネガティブな意味合いから解放し、ポジティブな意味合いを持たせるかということだ。赤毛と呼ばれることを誇りに思おう。素晴らしい言葉だ。今はまだ少し我慢させられるかも知れないが、将来、赤毛こそ望ましいと考えるようになり、自分たちをからかってきた人達がからかわれる時が来る」と語っている。

 このイベントは、QLD州の町の名産であるショウガ加工会社が主催した。
■ソース
Day of the walking red: redheads stand united in Australia’s first ginger pride rally

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