シドニー首都圏一帯で小雨、立ちこめていた山焼きの煙晴れる

晩秋の風物詩、山火事防止の下生え焼き払う作業は続く

 この晩秋、気温も下がり、湿度は上がり、風も穏やかな気象条件を狙って、山火事防止のため、草地や森林の下生えを焼く山焼きが行われた。そのため、金曜日以来ブルー・マウンテン地域からシドニー首都圏のカンバーランド平野までの一帯に煙が立ちこめ、スモッグがかかったようになっていたが、5月8日の日曜日には小雨がぱらつき、煙もかなりぬぐい去られた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 金曜日以来、州内20箇所で山焼きが行われ、煙は風に乗って東に流れ、また細かな灰が自動車に降り積もるなどした。郡部消防局(RFS)は、「気象条件が好適な条件になっているのを見計らって、今年末のブッシュファイア・シーズンに備える山焼きをしている」と発表、気象庁(BoM)のステフ・スパックマン当直予報官は、「小雨で特定の煙粒子が洗い落とされた。5月9日に降雨前線の本体が到達すれば煙粒子もすっかり洗い落とされるはず」と述べている。

 7日には煙はシドニー東の海岸線、イラワラ地域、ブルーマウンテン麓までを覆い尽くした。また、都心部はとりわけ煙が濃く滞留した。そのため、NSW州政府環境省は、「山焼きの煙が重く垂れ込めた状態になったため、シドニー一帯で煙粒子が健康に有害なレベルに達した。7日午後には大気の状態も改善されたが、ロゼルからセント・メアリーズ、プロスペクトにかけての地域は依然として健康に有害なレベルが続いた。

 RFSのブレンダン・ドイル広報官は、「今週末全体では、何百人もの消防隊員が40箇所を超える地区で山焼きを続けている」と発表。

 この煙で、スポーツ・イベントその他の週末イベントが悪影響を受けたとするRFSへの批判がソーシャル・メディアにあふれたため、RFSのシェーン・フィツシモンズ・コミッショナーが山焼きのタイミングについてこれを擁護した。
■ソース
Sydney skies begin to clear of bushfire smoke as rain falls over city

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