ダーウィンの刑務所で脱走受刑者、「遠足後」侵入時に逮捕

頻発する北部準州刑務所の不祥事

 北部準州(NT)ダーウィンの軽警備刑務所で、受刑者が柵を乗り越えて自由に出入りしていることが明らかになった。これまでにも鉄のローラー・ドアをぶち破って刑務所に戻ろうとした事件や看守が受刑者をパブに連れて行っていたことが暴露され、辞職するという事件も起きている。

 5月7日には受刑者4人が刑務所から無断で外出し、数時間後に刑務所に忍び込もうとしているところを逮捕された。刑務所側は、4人が「遠足していた」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件があったのはダーウィン市に近いホルツ施設で、ここは刑務所から刑期を終えて釈放される準備期間の宿舎があり、7日午後7時の点呼直後、4人が柵を乗り越えようとしているのが目撃された。その後、再び点呼した時には4人の姿はなかった。ビル・キャロル所長は、「ここでは、受刑者が柵を乗り越えようとしている場合にも看守はその後を追わない規則になっている。誰でも柵を乗り越えた後は暗がりの木立の中に逃げ込める」と語っている。

 また、「受刑者が長期間にわたって脱獄する意図がないことも明らかだ。彼らはブッシュに行ってしばらくふざけた後で帰ってくるつもりなのだ」と語っており、ソーシャル・メディアにも、「逃げた4人は危険な受刑者ではない」旨が伝えられている。

 その後、5月8日午前1時過ぎ、4人は柵を越えて刑務所内に入ろうとしたところを逮捕された。キャロル所長は、「4人は重警備区画に移された。今後、捜査が行われることだろう。脱走罪で起訴され、現在の刑期に3か月の重警備刑務所が付くことと思う。もう、この『オープン・セキュリティ』プログラムには戻って来れないだろう」と語っている。

 オープン・セキュリティ・プログラムでは、受刑者は週日の勤務時間帯には雇用や社会奉仕のボランティアのために刑務所施設を出ることが認められている。また、房の鍵も日中留守をする際に房の戸締まりをするために受刑者が持っている。
■ソース
Inmates caught breaking back into jail, after ‘excursion’ from Darwin’s Holtze prison

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