メーカー・ブランド支援グループのフェースブックがバイラルに

2万回のシェアで牛乳産地農家支援を訴える

 スーパーマーケット複占のコールズ、ウールワース、それにALDIも加わって2リットル牛乳$2の競争が続いているが、さらに酪農大手2社が牛乳価格を引き下げており、ほとんどの零細乳牛農家にとってはコスト割れで牛乳を出荷しなければならない事態になっている。複占2社では価格競争のホームブランド牛乳以外にもメーカー・ブランドの高い牛乳も置いており、「牛乳産地農家支援にメーカー・ブランド牛乳を買おう」という消費者の動きがバイラルにもなって、シェアが2万回に達している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 VIC州の酪農家が、「農家支援のため、メーカー・ブランドの牛乳を買って欲しい」と呼びかけたのに対して消費者がスーパーマーケットの牛乳売り場のビデオをフェースブックに掲載したところ、2万回のシェアになったというもの。

 発端は、大手業者のマレー・ゴルバーン社とフォンテラ社が牛乳固形分価格を多くの酪農家にとってコスト割れの水準に引き下げたため、中には出荷するのに月$3,500の赤字を自己負担させられている農家も現れた。

 ビデオはVIC州南西部キャンパーダウンのスーパーマーケットのビデオで、メーカー・ブランドの棚が空っぽになり、ホーム・ブランドの棚は手つかずで残っているというもの。牛乳生産者農家は消費者にスーパーマーケットのブランドを避けるように訴えている。

 豪証券投資委員会と豪消費者競争委員会は、マレー・ゴルバーン社とフォンテラ社の行為を重大視しており、すでに捜査を始めていると発表している。また、コールズは新しいブランドを導入し、難儀しているミルク生産者に店頭商品1リットルあたり20セントをコスト割れの出荷を強いられている生産農家に還元するとしている。

 バーナビー・ジョイス農相は、1リットル$1という値引き競争はコールズが先鞭をつけたもので、他のスーパーマーケット・チェーンもそれにならったと語っている。
■ソース
Facebook support group for branded milk goes viral, image shared more than 20,000 times

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