エベレスト登頂後下山中オーストラリア女性高山病で死亡

5大陸登頂達成したモナシュ大学講師

 5月22日付ABC放送(電子版)の報道によると、過去8年間に5大陸の登頂を達成した女性登山家がエベレスト登頂後、下山中に高山病にかかり、死亡した。夫は無事下山した。

 死亡した女性はメルボルンのモナシュ大学の財政金融学講師、マリア・ストライダム博士(34)で、一緒に登山していた夫のロブ・グロペルさんは無事第2キャンプまで下ろされ、体調が回復し次第カトマンズーに移動する予定。

 セブン・サミット・トレックス社役員のパサン・プルバ・シェルパ氏は、「ストライダム博士は第4キャンプから第3キャンプに降りている時に体調を崩した。昨日、頂上に到達した後、何だか弱くなった。力が出ないと訴えた。これは高山病の徴候だ」と証言している。

 同じパーティのオランダ人登山家、エリック・アーノルド氏も同じように高山病の症状を訴え、20日に死亡している。オランダ通信社ANPによると、アーノルド氏は下山した後に体からエネルギーが抜けたと語り、睡眠中に死亡した。アーノルド氏は、2015年の大地震に伴う雪崩で大勢のシェルパと登山家が亡くなった時にも巻き込まれ、生存していた。

 今シーズンにはすでに330人がエベレスト登頂しており、中にはQLD州トゥーンバ在住のアリッサ・アザールさん(19)のように豪人エベレスト登頂最年少記録樹立者もいる。その陰でこの数日の間に、ネパール人シェルパが世界第4位の高山、ローツェで2000m滑落、同じ日にインド人登山家がダウラギリで下山中に高山病で亡くなっている。
■ソース
Melbourne university lecturer Maria Strydom dies descending Mount Everest

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