VIC州コバーグの人種問題抗議デモで右左翼が暴力衝突

VIC州政府は「抗議行動時のマスク着用禁止」措置を検討

 5月28日、VIC州メルボルン市インナー・ノースのコバーグで民族差別反対グループと反イスラム・グループが暴力衝突し、数人が逮捕された。

 メルボルン・エージ紙(電子版)が伝えた。

 この事件を受けて、VIC州政府は「抗議行動時のマスク着用を禁止する措置を示唆しており、一方、州議会野党自由党は「解散退去」法の再導入を呼びかけており、ジョン・ペスット影の法務相は、「双方ともデモのプロがおり、彼らが対立グループや警察官に対する暴力を煽っている。彼らは法律も住民も財産も気にしていない。警察は以前に保守連合が導入した強制解散退去法を利用し、「常習犯」取締り措置を取れたのにと語っている。

 しかし、マーチン・パクラ法務相は、「ペスット氏の発言は不正直であり、しかも間違っている。2015年の法改定は平和で合法的な抗議行動に対する解散退去条項を削除しただけであり、現に治安を乱しているか、または乱そうとしている、また他の者の安全を脅かし、財産の損害を与えているか、または脅かし、損害を与えようとしている、または公共の危険が考えられる行為を行っている場合などには現法制でも警察が行為者に解散退去を命令する権限がある」と反論している。さらに、「暴力をふるっている抗議行動者に対して解散退去を命じる必要はない。彼らは、現に警察が行ったように逮捕すればいいだけだ」と語っている。

 さらに、リサ・ネビル警察相は、「抗議行動で参加者がマスクや目出し帽などで顔を隠すようになってきている。顔を隠している者らは犯罪行為を許されているかのように行動しがちだ。5月30日にグレアム・アシュトン州警察長官と協議する際に、顔を隠すことを禁止できないかどうか検討する」と語っている。

 州警察のシャロン・カウデン本部長は、「顔を隠す者は卑怯であり、その多くは初めから暴力を期待している」と語っている。また、逮捕者も、現行犯の7人以外にビデオなどで身元を突き止め、今後も逮捕していくと発表している。
■ソース
Coburg race rally: Mask ban flagged to stop protest violence

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