「海の泡には触れない方が賢明」と毒物学者が忠告

嵐で吹き寄せられる泡の正体未だに解明できず

 風波が荒い日には海から泡が吹き寄せられ、時には陸にまで上がってくることがある。子供でなくてもすくって遊びたくなるが、QLD大学の毒物学者が、「海岸に行く人は、風と波に打ち寄せられる泡に触れない方がいいのではないか」と警告している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この学者はバリー・ノラー准教授で、「このような泡は汚染物質や下水排出物を含んでいる可能性がある。私なら大事を取って触れないようにする」と語っている。

 さらに、「このような荒れ模様の天候では、雨水があふれた下水や有害物質を川などの水路に押し流すことが考えられる。押し流された下水や有害物質が風と波に乗って海岸に打ち寄せられる可能性が高い。泡がそういった物質に触れていれば、そういう物質が増えていると考えられる水で泳いだり、泡を皮膚につけたりすることで微生物感染のチャンスも高くなる」と述べている。

 さらに、「泡が自然の物質でできているなら危険はないが、いつどこで下水の汚水などに汚染されているかも知れないから安全策として泡には触れない方がいいかも知れない。それに地表の物質が泡と混じり合っていることも考えられるから、泡のあるところで泳いだり泡に触れたりするのは危険な行為だ」と語っている。

 ソーシャル・メディアで出回っているビデオは、QLD・NSW州境のクーランガッタのフロッギーズ・ビーチで男性が嵐の写真を撮ろうとして泡に包まれる場面があり、大波が押し寄せてきては男性を転倒させている。それでも完全な写真を撮ろうと努力しているというもの。
■ソース
East coast low: Sea foam whipped up by storms could be hazardous to health, toxicologist warns

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