週末に飲み通すため、金曜日には絶食する若い女性達

アルコールのカロリーを気にする大学生の半数以上が

 アデレードのSA大学の調査で、女子大学生の半数以上が、週末に飲むアルコールのカロリーを考えて金曜日の食事を抜いているとの結果が明らかにされている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 SA大学の博士コース研究者のアリッサ・ナイト氏の研究で明らかにされたこの社会現象は、「酔っ払い」の「drunk」と拒食症の「anorexia」とを合わせた造語で「drunkorexia」と命名されている。

 ナイト氏は、「ドランコレキシアは比較的新しい現象だ。酒を飲むためにその分のカロリーを押さえておくのに、絶食、減食、下剤、吐瀉、運動過剰など歪んだ食生活になっている。オーストラリアでは、バーベキュー、クラブ、バーでアルコール飲料を手にしていなければオーストラリア人ではないという風潮がある。また、痩せ型が理想的という風潮がある。問題は、この2つの風潮が互いに相反しており、アルコールはカロリーも高く、太る効果がある。そのために食物のカロリーを減らそうとする。研究に参加してくれた女子学生達は金曜の夜の食事を抜き、土曜の夜の鯨飲に備える習慣を認めた。大酒を飲むために1日絶食するという行為は若い女性の心身に重大な害が気づかわれる。低血糖症、肝硬変、記憶減退、抑鬱症など様々な障害のリスクがある。また、大学生や同等資格を考えている女性が多いが、認知機能障害のリスクもあり、勉学にも差し支えるようになる」と語っている。

 また、「従来の食欲異常は痩せたいという気持ちが引き起こすものだったが、ドランコレキシアは、飲むことが動機になっている」と分析しており、「そのような生活態度を続けていると食欲異常がだんだん亢進してくる可能性がある。また、研究の結果、オーストラリアのドランコレキシア発生率はアメリカより高かった」と語っている。
■ソース
‘Drunkorexia’ phenomena prominent in young Australian women, research finds

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