ダーウィン、年に一度の花火解禁の日は「まるで戦場のよう」

テリトリー・デー祝賀の習慣に消防署への通報280回

 オーストラリアはどこでも日本の夏の風物詩ともいえる玩具花火が禁止されているが、北部準州(NT)では、毎年7月1日の宵だけは「テリトリー・デー」として、玩具花火を打ち上げることが許されている。

 ABC放送(電子版)がこの行事の大騒ぎを伝えている。

 この日、午後6時から午後11時まで玩具花火点火が解禁される年中行事を楽しむため、他州や海外からの観光客もダーウィンを訪れる。しかし、あたりかまわず火を噴き、炸裂するさまは見物客さえ、「まるで戦場のよう」と形容している。

 また、ブッシュファイアの多いオーストラリアのこと、花火の火が枯れ草などに燃え移るため、ダーウィンだけで消防署への火災通報は280件にのぼった。

 ダーウィンでは、ミンディル・ビーチ、ナイトクリフ、イースト・ポイントなど、この宵に人の集まるところがあり、また、都心部ではアパート・ビルのバルコニーから下の道路に花火を投げる人も多く、ビーチや市内各所で花火の煙と火薬の燃えるにおいが立ちこめていた。

 警察発表では、「ミンディル・ビーチには18,000人が詰めかけたが、逮捕者は1人だけだった。また、7人がやけどなどでロイヤル・ダーウィン病院に運ばれるなどした。

 また、毎年のように、「7月1日の花火を禁止すべき」という意見が現れるが、今年もダーウィン市のカトリナ・フォン・リム市長が、「準州も成長すべきだ。このイベントを廃止しよう」と呼びかけたが、カントリー・リベラル党も労働党も廃止に反対し、花火を含めて伝統行事を維持することを支持している。
■ソース
Territory Day: Darwin firefighters called out 280 times as revellers liken night to being in a war zone

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