消費者保護機関、大手食品メーカー2社に罰金を言い渡す

子供向け菓子食品に消費者の誤解を招く表示

 大手食品メーカー2社が自社の製品に、「学童の食品として適切」の旨の表示をしており、公立消費者保護機関の豪競争消費者委員会(ACCC)が、両社に罰金を言い渡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ACCCは、ユニリーバ・オーストラリアとスミス・スナックフード社に各$10,800の罰金を言い渡した。

 ユニリーバ社は、同社のパドル・ポップ・レインボウ・アイス・クリームが学校食堂の認可を得ているとしており、パッケージにも3面にロゴを入れ、それに「学校食堂認可済み」の語とチェック記号を入れている。

 また、スミス社のピッツァ・シュプリーム・ライス・スナックは、ロゴやサンドイッチ、リンゴのデザインを使い、「学校食堂ガイドライン適合」と表示している。

 ACCCは、「どちらの製品も、但し書きで、学校食堂ガイドラインの橙色規準に適合としている。これは製品にはいくつかの有効な栄養素も含まれているが、エネルギー、飽和脂肪、食塩などが多量に含まれていることを意味する。しかし、この但し書きはパッケージでロゴとは別の面に小さな文字で表示されている」としている。

 両社ともその製品にロゴを入れ、「学校食堂で健康な食品として販売してもいいかのように表示しているが、現実にはそのような製品ではない。学校の食堂マネージャ、保護者その他児童の世話をする人たちはこどものおやつを決める時も製品のパッケージで判断している」と述べている。

 ACCCの措置は、消費者団体のChoiceがACCCに対して両社の違反行為を訴えたことから始まり、ユニリーバとスミス社は、ACCCに対して、パッケージのロゴ表示を廃止することを約束している。

 「National Healthy School Canteens (NHSC)」ガイドラインは、学校食堂マネージャ養成のため、2010年に保健省が設置し、学校食堂マネージャの訓練とガイダンスにあてている。
■ソース
Consumer watchdog fines junk food giants over misleading ‘healthy’ kids food

http://www.abc.net.au/news/2016-07-11/two-junk-food-giants-fined-over-misleading-kids-health-food/7586108

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