首都圏のWestConnex有料道路、工事計画さらに拡大

インナーウエストのトンネル増やし、拡幅工事も

 シドニー首都圏西部のM4自動車道をウエスタン・ディストリビュータ、ハーバーブリッジ、さらに地下トンネルでM5に接続する、168億ドルの予算をかけたWestConnex計画は、マイク・ベアードNSW州政権がインナーウエスト地域でさらにトンネルを増設し、道路の一部の拡幅する計画を追加しており、総工費もさらに膨れあがるものとみられている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 最新の追加計画によると、アイアン・コーブ・ブリッジとロゼル地区のインターチェンジまで1kmのトンネルを建設し、インターチェンジで33kmのWestConnex自動車道に接続する。また、M4自動車道もパラマッタとホームブッシュの間の区間を拡幅し、現在M4の東端になっているコンコードを延伸し、ハバーフィールドでシティ・ウエスト・リンクに接続する。また、渋滞のひどいビクトリア・ロードの一部区間も交通の流れを円滑にするため、拡幅するなどとなっており、政府がこの最新の追加を認可することになれば、すでにオーストラリア最大の自動車道建設計画は予算がさらに膨張することになると危惧されている。

 それだけでなく、トンネル新設はビクトリア・ロードの一部を拡幅することになるが、そうなると沿線の住宅や事務所などが強制収用の対象になることも起こりえるが、アンザック・ブリッジとWestConnex自動車道との連絡を改善し、バルメイン/ロゼル地区を通過するビクトリア・ロードの交通量を50%近く減らすことができるはずとしている。

 しかし、ダンカン・ゲイ道路相が、「WestConnex最終工期の一部としてロゼル地区の買収についてはまだ最終的な決定が出ていない」と声明した当日に、買収対象になる区画の住民に、その地所が買収対象になる可能性もあるとの通告が配達されている。

 WestConnex計画は、M4東端を延伸し、ウェスタン・ディストリビュータと直結する案が出た時からシドニー・インナーウエストで賛否両論が巻き起こっており、ハバーフィールド、セント・ピーターズでは座り込みの住民を警察が排除するなどの実力行使に発展している。
■ソース
WestConnex: Extra tunnel, road widening makes $16.8b motorway even bigger

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