勇敢な少女2人、極寒の森で励まし合って夜を過ごす

NSW州の古い砂金地域でカンガルー追いかけ、迷子に

 7月30日午後、NSW州内陸部オレンジの町に近い古い砂金地域で家族とキャンプに来ていた少女2人がカンガルーを追ううちに迷子になり、日が暮れ、極寒の夜を2人で抱き合って温め合い、励まし合って過ごした。31日昼前、2人は無事に発見され、家族の許に帰った。「超勇敢な」少女達の声が挙がっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 マーリー・アプリンちゃんと友達のリアナちゃん(いずれも7歳)の2人が迷子になったのはオレンジの25km北、オウファ歴史保存地区。この何の施設もない自然のまっただ中の小川の岸でアプリンちゃんの家族とキャンプに来ていた。

 マーリーちゃんは、「丘に登っていて、きつい斜面を転がり、川に落ちそうになった。その後、カンガルーを見つけたのでその後を追ったけれど、道に迷ってしまった。休めそうな場所を見つけたのでそこで抱き合って温まった。明るくなったらどうやってキャンプに戻ろうかと話し合って過ごした」と語っている。

 一方、母親のマーディさんは、「2人が歩いて行くのを見てすぐに後を追ったけれど、2人は姿を消していた。2人が川のそばには行かないと思っていたし、きっとお互いに励まし合って過ごすと信じていた。2人は手洗いに行く時だって一緒に行く子達だから」と語っている。

 また、「私達は一晩中いろんなことを想像して気が気ではなかったけれど、それもこの子達2人がこの24時間に体験したことに比べれば何でもないはず」と語っている。

 2人は31日午前11時頃、19時間ぶりに警察の捜索ヘリコプターに発見され、救助された。ピーター・アトキンズ警視代理は、「2人は少しかすり傷などを負っており、おなかをすかしていた。そのあたりは夜は冷え込み、摂氏零度近くに下がることもある」と語っている。リアナちゃんは、斜面を転がり落ちた際に腿に裂傷を負っており、病院で手術を受けた。
■ソース
Young girls missing near Orange ‘hugged up’ for warmth while spending night in bushland

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