オーストラリア各地でサルモネラ中毒患者80人発生

食品基準局が、「ロックメロンが感染源の疑惑、調査中」

 8月3日、オーストラリア全土で80人がサルモネラ中毒症状で医師の治療を受けており、現在、ロックメロンが感染源として浮かび上がっている。豪NZ食品基準局(FSANZ)は、「患者の共通項としてロックメロンを食べた後に発症している。目下調査中であり、その結果が出るまで、なるべくロックメロンを食べないように。高齢者、児童、妊娠女性は特に注意を要する」と発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 SA州政府のパディ・フィリップス主席医務官は「全国で80人、SA州だけでも20人が発症している。今回の患者大量発生の病原菌はsalmonella hvittingfossという菌株で、SA州では通常は年間2人程度の発症だ。また、手許にロックメロンを持っている人は、洗ってもサルモネラ菌は洗い落とせないため、食べずに捨てるのが最善の措置だ。また、今後調査結果が出るまでロックメロンを避けるようにしてもらいたい」と発表している。

 これまでの調査で、サルモネラ菌に汚染されたロックメロンは北部準州(NT)のRed Dirt農場から出荷されており、同農場ではロックメロンの出荷停止に同意している。同農場は、2015年にもキュウリ・モザイク・ウイルスの広がりを食い止めるため、キュウリ栽培をWA州に移すよう命じられていた。

 FSANZが声明を発表し、「いくつかの州と準州でロックメロンと関連したサルモネラ中毒患者が増えている」と発表している。

 ロックメロンは、TAS州とACTを除くすべての州、準州で栽培されている。また、ロックメロンがサルモネラ大発生の原因になった事件は以前にもあり、2006年には衛生当局が汚染された果物を調査している。

 サルモネラ菌中毒の症状として、熱、下痢、食欲喪失、胃けいれん、吐き気、嘔吐などがある。(Ratei)
■ソース
Salmonella warning issued with 80 cases linked to rockmelon reported across Australia

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