シドニー・ライト・レール都心部工事5か月遅れ必至

古い地下パイプ、ケーブルなど400本掘り出される

 シドニー・ライト・レールはセントラル駅からサーキュラ・キー方面へのジョージ・ストリート延伸工事が進められており、都心部の同ストリート通行が規制されている。しかし、この工事で地下に所有者不明のパイプやケーブルなど過去の公共設備が400本見つかっており、1本ずつ所有関係や切断して影響がないことを確認しなければならないため、工事が5か月程度遅れる可能性も出てきた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これらのパイプやケーブルはその大部分がジョージ・ストリートで発見されており、道路管理当局は、設備の所有企業を突き止めるまで工事を進めることができないとしている。「Transport for NSW CBD」の統括責任者、マージ・プレンダーガスト氏は、「1本ごとに2週間から4週間かけて所有企業や利用状況を調べなければならない。通信ケーブルか何かという可能性もあり、うかつに切断してとんでもないことにもなりかねない」と語っている。

 これらの公共設備はマーケット・ストリートとキング・ストリートの間のゾーン・ファイブなど2つのゾーンに集中しており、工事は2016年のクリスマス前に完了する予定だったが、今や2017年4月までずれ込む可能性が出てきた。そのため、プレンダーガスト氏は、「ゾーン・ファイブは商業地区であり、クリスマス時期にはクリスマスのかき入れ時に妨害にならないように配慮しなければならない」と語っている。

 また、マーケット・ストリートとパーク・ストリートの間の区間、ゾーン・シックスも工事完了は2017年5月の予定になっている。

 新路線はサーキュラキーからランドウィック、キングスフォードまで12kmが予定されており、2019年初めに開通営業開始の計画になっている。NSW州政府は、今回の工事の遅れにもかかわらず、最終的には予定通りの工期と予算で完成する自信を見せている。
■ソース
Sydney light rail construction delayed after disused underground utilities found

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