キンバリーのダイヤモンドとブルームの真珠に人気集中

豪ドル安続きで国民がこれまで行かなかった国内に

 この冬、豪ドルは一貫して安めが続いており、そのために国内観光客がWA州北部を訪れている。その地域はブルームがかつて天然真珠で栄えた土地で今も真珠養殖が行われている。また、内陸のキンバリーはダイヤモンド鉱山の土地。観光客には真珠もダイヤモンドも人気がある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 地元宝飾店では、「北部の乾季はとりわけ商売繁盛だった。地元のダイヤモンドとWA州産の金を使えばかならず人気がある。観光客は地元産の土産を買いたいものだし、ここはダイヤモンド産地だから」と語っている。

 また、地元宝飾店を訪れる客は単に宝飾品が欲しいだけではなく、それにまつわる物語を知りたい。そのため、真珠はブルーム産でなければならない。国内観光客は、有名なダイヤモンド、アーガイル・ピンクやエレンデール・イエローが掘り出される土地の話を聞きたがっている。

 地元ガイドのテッド・ホールさんは、「私はアーガイル近辺でアボリジニ・ツーリズムとエコ・カルチャー・ツーリズムを運営している。海外からの観光客を乗せたバスでダイヤモンド鉱山ツアーもしているし、文化交流のトレーニングもしている。今年の乾季は国内観光客が多かった。オーストラリア国民が国内旅行でオーストラリアを知ろうとするようになってきている。不足しているのはアボリジニのコンテントと観光業界へのインプットだ。アボリジニ・コミュニティや団体がもっと観光に入り込んでくればいいのにと思う。自分達はアボリジニの文化を知ってもらおうとしており、神話や人々、大地の話を伝えている。それによって金を稼ぐべきじゃないかな」と語っている。

 いずれも、今の観光ブームは豪ドル安で国民が海外旅行を手控えていること、テロリズム報道が原因ではないかと見ており、「テレビで毎日のように海外のテロ事件を報道しており、オーストラリア国内の旅行なら安全だと感じているのではないか」と語っている。
■ソース
Kimberley diamond and pearl sales boosted by economic climate

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