情報提供者、シドニー・テロ攻撃を事前にASIOに通報

20代の2人、イスラム国の指示受けて犯行を計画

 オマール・アル=クトビ(25)とモハマド・キアド(27)のテロ謀議容疑裁判で、2人がイスラム国の指示を受けてシドニーでテロ攻撃を計画していた時期に、情報提供者が連邦政府の国内諜報機関ASIOに2人の計画を通報していたことが明らかにされた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2人は2015年2月15日に逮捕されているが、2月10日には情報提供者が、「数時間内にライオンが実行のために動き出す」と、合同対テロリズム・チーム(JCCT)に通報していた。

 JCCTは、NSW州警察、連邦警察(AFP)、ASIOで構成する機関合同タスクフォースであり、通報を受け、同日にアル=クトビとキアドがシェアしていたフェアフィールドのグラニー・フラットを襲撃し、2人を逮捕した。

 アル=クトビが手製のイスラム国旗の前でアラビア語でテロ宣言をするビデオを撮影した直後に2人は逮捕されている。捜索令状を執行したチーム職員は、テロ宣言を書いた紙、手製のナパーム弾、ナタ、狩猟ナイフ、即席爆発装置(IED)の製造方法を書いた文書と材料などを押収してる。

 2人はシドニー西部のシーア派礼拝所にナパーム弾を投げ込む計画だったが、変更し、刃物で何者かを襲撃する計画になった。

 また、2人はイスラム国に忠誠を誓い、シリアまたは国境付近にいる「ラーマン」と呼ばれる人物から指示を受け取っていたが、ラーマンは2人に関する情報を海外の「証人A」に送っていた。この証人AがASIOとJCCTに情報を提供していた。また、ラーマンも金銭と難民受け入れを見返りに情報を提供していたとされている。

 しかし、連邦政府を代理する弁護士が、「その情報は連邦政府の知っている事実と異なる」と陳述している。

 キアドはクエート出身の学生で、アル=クトビはイラクからの難民。
■ソース
Informant warned ASIO of planned Sydney terrorist attack

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