VIC州犯罪率急増加、「犯罪津波が起きている」と野党

犯罪組織の動き活発化以外にも凶悪犯罪全般増加

 VIC州で犯罪発生率が急増しており、やむ気配もないと伝えられており、最新の統計では総犯罪件数で13%増加している。

 犯罪増加は2011年以降の全般的な傾向で、殺人、暴行、窃盗、強盗などいずれも増えている。VIC州犯罪統計局の最新のデータでは、前年度の総犯罪件数は535,826件となっており、前々年度の13.4%増。

 グレアム・アシュトンVIC州警察長官は、「犯罪急増に対応することは非常に難しい。件数は多いが、警察もなんとか犯罪増加率を抑えることができた」と語っている。

 犯罪者総数は82,000人、被害者総数は246,000人にものぼっている。ダニエル・アンドリューズVIC州首相は、「この数字は大変な数字だ。社会全体にわたっており、州民全体に深く影響している」と語っている。

 州民の間には青少年犯罪が増えているという見方があるが、青少年犯罪件数はむしろ減っており、15歳から19歳の犯罪件数は5%減、25歳未満の犯罪件数は4%減少している。ただし、「青少年犯罪者は減っているが、残った犯罪者の犯罪件数が増え、また凶悪化している」と語っている。

 家庭内暴力は2015年度には7万件だったが、2016年度には78,000件と10%以上の増加になっている。ただし、警察では、「このような増加は、家庭内暴力追放の意識が高まっているために被害者が家庭内暴力事件を通報するようになってきているために起きている見かけの増加だ」と語っている。

 暴行は11%増、窃盗は14%、強盗は7%増えている。交通違反、特に飲酒運転は減っているが、警察官や警察車に車をぶつけようとする行為が増えており、警察では警戒を強めている。
■ソース
Victoria’s crime rate spikes as Opposition warns of a ‘crime tsunami’

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