10月1日、乳がん予防薬、医薬品給付制度登録発効

乳がん治療薬のタモキシフェンが発生率を40%抑制

 10月1日、連邦政府は、乳がん予防薬の医薬品給付制度(PBS)登録が本日より発効すると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この医薬は、TamoxifenやNovaldex-Dの商標で販売されており、これまでは乳がん治療薬としてのみ用いられていたが、乳がん予防薬としても、発生率を30%から40%引き下げる効果がある。

 しかし、PBSに登録される前には、すでに特定タイプの乳がん患者にのみ、この医薬の補助が出ていた。

 連邦政府のスッサン・レイ保健相は、「新しくPBS適用の幅が広げられ、乳がんリスクが中程度から高度と診断されている女性も乳がん未発生の段階でこの医薬にPBSの補助を受けることができるようになった。乳がんのリスクを引き下げる医療戦略だ。Tamoxifenを開発した製薬会社が、まだ発症していないが乳がんリスクの高い女性に適用した場合に発症率を大幅に引き下げることができることを実証した」と語っている。

 政府発表によると、製薬会社の研究では、Tamoxifenの投与を5年間受けると投与を中止した後も発症を30%から40%程度減らすことができた。

 レイ大臣は、「PBSに登録されるがん予防薬としては初めての試みだ。毎年16,000人が新しく乳がんと診断されている。乳がん認識月間だ。スクリーニングと手当を受けるよう呼びかけたい」と語っている。

 他にも2型糖尿病、HIV、乾癬の治療新薬が新しくPBSに登録された。
■ソース
Breast cancer drug Tamoxifen listed on Pharmaceutical Benefits Scheme from today

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