NSW州、サメ避けにドラム・ライン追加配備を決める

北部海岸バリナのティーンネージャ被害を受け

 NSW州政府は、州北部海岸バリナでティーンネージャがサメに襲われた事故を受け、NSW州海岸地域に配備されているドラム・ラインをさらに追加配備すると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2015年2月8日、NSW州北部海岸バリナで日本人のナカハラ・タダシさんがサメに襲われ、亡くなった。2016年9月26日には、地元のティーンネージャ、クーパー・アレンさんがやはりバリナのライトハウス・ビーチでサーフィン中にサメに襲われ負傷したが生命に別状はなかった。

 アレンさんの事故を受け、10月2日、マイク・ベアードNSW州政府は現在ごく少数実施しているスマート・ドラム・ラインを州の北部から南部までさらに追加配備すると発表した。

 州政府のニール・ブレア第一次産業担当相がバリナでコミュニティ・リーダーらと会談した席上発表したもので、すでに15基のスマート・ドラム・ラインが配備されているが、ブレア大臣は今後さらに85基を州北部海岸から南部海岸まで配備すると発表している。

 ブレア大臣は、「テストの結果、スマート・ドラム・ラインは、サメを捕獲し、タグをつけてから移動して放す上で非常に効果的だった。現在実施されている15基に85基追加して100基にする。また、北部海岸地域住民の間でスマート・ドラム・ライン支持が強いことから、新規敷設も北部海岸地域を優先したい。連邦政府にも新規敷設の承認が得られるよう働きかける。同時に地元関係者にも諮り、追加措置が必要ならそれに従う」と語った。

 スマート・ドラム・ラインは、サメがラインにかかると電話と電子メールを発信し、第一次産業省の科学者に警報を伝えるように設計されている。
■ソース
NSW rolling out extra drum lines after shark attack on teen

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