北部準州の観光スローガンでソーシャル・メディア論議沸騰

北部準州の観光風景写真に「C U in the NT」と大書

 北部準州の観光風景写真に”C U in the NT”と、左に”CU”を大きく、右に”NT”を大きく、その間に”in the”が小さく上書きされている。”CU”は、”See You”を意味し、”NT”は当然北部準州(NT)ということになり、「北部準州でお会いしましょう」という文になる。ところが、この大文字で書かれた部分だけを綴れば女性器を示す言葉であり、俗語では相手をののしる言葉として、男にも女にも使われる。英語国の人々に向けて、ショック戦術の観光宣伝ということになる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オーストラリアの観光宣伝は、以前にも”Where the bloody hell are you?”というキャッチ・コピーが使われたことがある。「一体全体どこにいるんだ?」程度の意味だが、”bloody hell”は人間関係によっては親愛の情を込めたニュアンスにもなるが、ののしり言葉であり、やはりショック戦術だった。しかし、その広告もそれほど成功ではなかったことが報道されていた。

 NTのこの広告デザインは先週末にオンラインに現れ、ソーシャル・メディアで議論を巻き起こし、海外でも報道されるようになった。その広告をつくった主は、政府機関の「Tourism NT」とは無関係で、「Tourism NT」の方は、2000年以来じり貧を続けている観光客数を何とか増やそうと、観光業界と一緒に尽力してきた。

 ソーシャル・メディアでは、「頭のいい宣伝だ」というものから、「まったくの恥さらしだ」まで幅広い反応が出ている。また、当初の写真にはウルルが使われていたが、「アボリジニの長老達の許可を得たのだろうか?」という意見が出て、ウルルの画像は取り除かれた。

 結局、このキャンペーンは、観光とは無関係の「ゲリラ・グループ」が、「NTを愛する」気持ちから、独自にNTを海外の若者に売り込むためにつくったものと見られている。同時に、「ゲリラ・グループ」は、Tシャツやシングレットなどの商品も開発しているとのこと。
■ソース
‘C U in the NT’ tourism slogan causes social media stir

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