失業率5.6%で代わらず、フルタイムやや回復

ただし、全体としては依然雇用伸び悩み続く

 10月には1万人近い雇用が創出され、一方で労働力参加は過去10年で最大の落ち込みになっているが、失業率は5.6%で依然変わらずという結果になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 統計局(ABS)の統計によると、10月には41,500人のフルタイム雇用が創出されたが、パートタイム雇用が31,700人減っており、差し引き9,800人の雇用増に留まっている。

 コムセックの、クレーグ・ジェームズ主任エコノミストは、「10月の総労働時間数は0.9%増大しており、フルタイム雇用も増えている。一方、失業率は3年半ぶりの低率になっている。就業人口が増え、安定した職についているという安定感があれば消費、ローンも増えていく」と分析している。

 しかし、ABS労働所得部のジャッキ・ジョーンズ氏は、「トレンドとしては依然としてパートタイム雇用増加、フルタイム雇用減少が進んでいる。これは2015年12月以来の傾向だ。また、総労働時間もパートタイム労働者の比率が増えてきている」と述べている。

 また、「雇用全体に対するパートタイム雇用の率は過去1年で31%前後から32%に増えており。しかも10年前には29%だったことを考えるとこれは大きい数字だ。2015年12月と比べると、パートタイム雇用は132,700人増えており、フルタイム雇用は69,900人減っている。

 労働力参加率も減っており、9月に64.4%になり、それ以降回復していない。ただし、それが人口の高齢化によるものか、就職を諦める人が増えたためなのかはすぐには明らかではない。(
■ソース
Unemployment steady at 5.6pc, full-time jobs rebound but trend remains weak: ABS

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る