タターソール富豪遺産継承者ペドファイル嫌疑のまま死亡

160台のクラシック・カーその他の所蔵品が競売に

 オーストラリアの大手賭博企業、タターソールは、かつては宝くじや競馬など公認独占民間賭博業者だった。その歴史は1881年のジョージ・アダムズに始まる。現在は株式も上場しており、競合企業も現れている。その創始者アダムズの子孫でキャンベラに住居を構えていたジョン・フリン氏が2016年前半に死亡しており、160台のクラシック・カーを含む資産の一部が競売にかけられている。

 しかし、フリン氏は一度も起訴されたことがないまま、国内でも最悪のペドファイルの一人として最後まで疑われていたと報じられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 1990年代初め、フリン氏は何度もインドに出かけており、1995年に何千枚かのコインをインドから持ち出そうとして逮捕され、1年以上ニュー・デリーの刑務所で過ごした。しかし、弁護士、外交官その他の官僚は、ペドファイルとして名前を知られていたフリン氏を調べるためにインド政府がコイン密輸出を口実として逮捕したのではないかと語っている。

 オーストラリアでも、フリン氏は、インド、フィジー、スリ・ランカから少年を連れてきており、シドニー、キャンベラのフリンの自宅に住まわせており、警察が捜査したこともある。公式記録で連れてきた少年の数は60人にのぼっている。

 被害者とされる一人、ロジャー・パラマシバム氏は、警察取り調べ記録で、フリン氏が4人の未成年をオーストラリアに伴い、自宅でフリンと同衾させられ、性的虐待を受けたと証言している。また、虐待は1年間続き、50回ほどになったとしている。

 被害者の証言にもかかわらず、警察の捜査は中止され、ACT自治政府のバーナード・コラリー法務長官がフリン氏を訴追したことがある。一件は高裁に持ち込まれたが、出訴期限が過ぎたとして却下されている。
■ソース
Dead Tattersalls heir John Flynn was suspected serial paedophile

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