NSW州南東部の牛牧場にオットセイ現れる

レンジャー、14km下流の河口まで連れ戻し、放流

 11月29日のABC放送は、ニュージーランド・オットセイがNSW州南東部ベガの牛牧場に現れ、住民の通報で国立公園野生局レンジャーがオットセイを保護、河口まで14kmの道のりを運び、海に放流したと報じている。

 発見者のコリー・シェパードさんは、ベガの町に近いジェラト・ジェラトのタスラ・ロードを走っていて、ラッセル・ブリッジ近くで川からオットセイが現れるのを目撃した。オットセイはそのまま近くの牧場に入っていった。

 シェパードさんはオットセイから眼を離さず、国立公園野生局に通報し、レンジャーが現れるのを待った。同局では、局のレンジャー3人とベガ・カウンシルの職員3人が総がかりでオットセイを救助したと発表している。

 また、「オットセイは疲れている様子以外はきわめて健康な状態だった。そのまま川に追い返すのは上策ではないと判断し、捕獲することにした。捕獲には特別なネットを用いており、オットセイの頭の上から投げ下ろし、ヒレをからませるようになっている。オットセイが身動きできなくなったところを見計らって、職員らがオットセイの上にのしかかり、そのままトレーラに載せ、車で海岸まで運んだ」と語っている。

 また、「トレーラにはオットセイが載っており、職員も付き添っているから、警察にも連絡し、事情を話しておいた」と語っている。

 局職員は、「餌を探して川を遡っているうちに迷ってしまったのだろう。だから、そのオットセイが元いたはずのところに連れ戻してやった」と語っている。

 2016年に初めにはNSW州とVIC州の州境に近いメリンビュラでジュゴンが救助され、棲息地のQLD州海岸まで空輸されたことがある。
■ソース
Fur seal rescued from cow paddock near Bega

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