シドニー首都圏でハシカ、3週間に4人が感染

豪ではハシカ死亡事故はまれでも大流行の懸念も

 シドニー首都圏では、12月に入ってハシカの感染が確認されただけでも4人の患者が出ており、保健当局は、「今後さらに感染が広まることと思われる」と警告している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 シドニー地域では過去3週間に4人の患者が報告されており、また、はしかウイルスはきわめて伝染力が強く、感染者と同じ部屋にいるだけで感染することもある。患者4人はいずれもシドニー市内でかなりの時間を過ごしており、もっとも新しい患者、20代の男性の場合、他の患者とも知り合いで、シドニーのインナー・ウエストの公共交通機関を利用し、12月23日、24日の2日間にライカート、ピアモント、ニュートラル・ベイの小売店や飲食店も訪れている。

 NSW州保健局の伝染病部長代理、ドクター・ショーン・トビンは、「はしかはもっとも伝染力の強い病気の一つだが、幸いにもほとんどの人が免疫を持っている。もし、予防接種を受けていなければ感染する可能性は高い」と語っている。

 NSW保健局広報担当官は、「はしかは潜伏期間が2週間あり、今後患者が増えることも考えられる。過去3週間に4人の患者が出たが、はしかの伝染力を考えれば、その間に大勢の人の間に広まっており、今後2週間過ぎる人から発症していくことになる」と発表している。

 症状としては、発熱、咳、目の痛みなどが出た後3日ないし4日で発疹が出る。体の不調を感じながらもはしかと自覚しないことも多い。はしかの症状が出れば医師の診断を受けなければならないが、伝染力が強いので、予め病院の救急病棟に連絡し、病院では直ちに隔離され、他の患者らへの伝染を防がなければならない。

 WHOによれば、世界で年間134,000人がはしかのために命を落としている。
■ソース
Measles outbreak fears after fourth Sydney case in three weeks

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