シドニー大晦日にはバスと清掃車でテロ防止警備

150万人の人出にニース、ベルリン型テロも予想

 シドニーの大晦日恒例の花火大会は明日に迫っており、今年は150万人の人出が予想されている。州警察ではニースやベルリンで起きたような大型トラックの盗難車で人混みに突っ込むテロ攻撃を防止するため、市内要所要所にバスや清掃車を並べ、トラックの突入を阻止する作戦を発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州警察は、水上警察、空のポルエア、騎馬警官、一般警察官など2,000人を超える警察官を出動させるタリスマン作戦を実施する。また、シドニー首都圏一帯に18箇所の指令本部を設ける。

 州警察は、「大晦日のイベントで具体的なテロ情報があるわけではないが、ニースやベルリンの事件のようにテロリストが盗んだトラックを人混みに突っ込ませる事件があったばかりだ」と答えている。

 ミック・フラー副長官は、「テロ事件に対する州政府全体の反応は、見物人の安全を確保することが第一だ」と語っている。

 さらに、「テロの危険はかなりあり得るレベルであり、警備としてもあらゆる起きえるリスクを想定することが重要だ。また、車両を使ったテロ攻撃も可能性の一つであり、そのような攻撃に備えるためにかなりの時間を費やした」と語っている。

 フランク・メニリ副長官代理は、「12月29日、シドニー空港で40歳の男を逮捕した。この男はシドニーの大晦日のフェスティバルを標的にするとインターネットを使って予告した。男はどのような団体とも関係が認められず、単独犯行だ。テロ関係容疑ではなく、単純な刑法違反容疑で起訴した。ただし、捜査は続けており、今後さらに起訴容疑が出るかも知れない」と発表している。

 フラー副長官は、「大晦日のイベントに来る人は存分に楽しんでもらいたいが、同時に十分に責任を持って振る舞ってもらいたい」と呼びかけている。
■ソース
New Year’s Eve in Sydney: NSW police ramp up security for 1.5 million to descend on harbour

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